タイトル Recomputing Localized Fayet–Iliopoulos Terms on S1/Z2 Orbifolds and Vacuum Instability
講師: 上村 尚平 (奈良女子大学)
日時:2019年6月28日(金) 17:00-
場所:B1207教室
概要:5次元超対称 U(1) ゲージ理論の S1/Z2 orbifold コンパクト化を行うと量子補正として固定点に局在した FI 項が現れる。局在した FI 項はバルクの波動関数の不安定性を引き起こす。波動関数が変化すると量子補正も変化するため、波動関数の不安定性は真空の不安定を引き起こす可能性がある。我々はある場合では上の予想が正しいことを示し、安定な配位とその時の波動関数のモード展開がどのように与えられるかを示す。