全ての物質は水素や酸素などの原子で構成されていますが、 原子は正の電荷を持つ原子核と、その周りを回るいくつかの電子から出来ています。 電子は負の電荷を持っているために、 電磁気力による引力で “素粒子の標準理論” の続きを読む
大統一理論
陽子と電子の電荷は符合が逆でその大きさが全く等しくなっています。そのため水素原子は電気的に中性で、ほんの少しでもバランスが崩れていたら太陽のような恒星は存在できなくなってしまいます。われわれが “大統一理論” の続きを読む
超対称性理論
素粒子は一般にスピンと呼ばれる固有の角運動量があります。これは、例えて言うなら素粒子の自転の大きさに当たるものですが、その大きさは整数か半整数に限られ、素粒子の種類毎に決まっています。クォークや “超対称性理論” の続きを読む
初期宇宙と素粒子物理
1929年、ハッブルはいろいろな銀河の速度を観測し、遠い銀河ほど我々から速く遠ざかっているといういわゆるハッブル則を発見しました。その法則から、宇宙は定常的なものではなく一様に膨張していることが分かり、 “初期宇宙と素粒子物理” の続きを読む