タイトル 古典統計的手法による粒子生成
講師: 平山 貴之(中部大理工)
日時:2024年7月26日(金) 17:00-
場所:B1206教室
概要:量子力学や量子論の相関関数、例えばフリーの2点関数はファインマンプロパゲーター、を計算する方法として、古典統計的手法があります。この方法は、量子ダイナミクスを計算することが可能であるため、重要な計算テクニックとなります。古典統計的手法を量子力学を例に説明し、調和振動子の角振動が変化したときに起きる粒子生成を計算し、量子ダイナミクスを正しく計算できることを確認します。調和振動子の例の延長線として、ホーキング輻射への応用も議論します。