セミナーのご案内

弦の場の理論におけるWinding数

講師:小路田 俊子 氏(京大理)

日時:2011年12月20日(火) 17:00--

場所: B1207教室

概 要:ボゾニックな開弦の非摂動的真空を記述することができる理論としてCubic String Field Theory(CSFT)というものがありますが、この理論の作用と演算はChern-Simons 理論と同じ構造を持っています。そこで位相的量である"Winding数"がCSFT側にも実現できるのではないかと考えられます。今回はWinding数からCSFTを眺めることで得られた成果について話します。

何故、ニュートリノの質量は小さいのか?
ー標準模型を越える新しい模型からのアプローチー

講師:波場 直之 氏(大阪大)

日時:2011年11月25日(金) 17:00--

場所: B1207教室

概 要:ニュートリノの質量の小ささを説明するのに、これまでは、湯川相互作用が小さいか、あるいは、レプトン数が破れるスケールが非常に大きい状況が、考えられてきました。このセミナーでは、従来と異なり、新しいアプローチからの試みを紹介して、加速器実験、レプトジェネシス、等の現象論もお話します。

格子超対称性の実現はなぜ難しいのか

講師:加藤 光裕 氏(東京大学大学院)

日時:2011年11月18日(金) 17:00--

場所: B1207教室

概 要:超対称場の理論を格子上で実現し非摂動的に調べたいという目論見は、未だに部分的にしか成功していない。何がそれを阻んでいるのか、どのように解決を目指すのか、一つの見方を話す予定。

集中講義のお知らせ

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素粒子物理学特論I

講師: 加藤 光裕 氏   (東京大学大学院)

日時: 11月16日(水) 10:30- 13:00- 
  11月17日(木) 10:30-  13:00- 
  11月18日(金) 10:30- 13:00- 

場所: B1207教室 (11/18午前はG204)

Sneutrino dark matter with large A-term in gauged U(1)B-L supersymmetric model

講師:松尾 光 氏(お茶大理)

日時:2011年11月11日(金) 17:00--

場所: B1207教室

概 要:R-パリティをゲージ対称性から保証する模型として、U(1)B-Lゲージ対称性を導入した超対称性模型がある。この模型では、 U(1)B-Lゲージアノマリー相殺から右巻きニュートリノの存在が 要請されるため、Rパリティのみならずニュートリノ質量の起源も 同時に説明することが期待される。特に、低エネルギースケールで U(1)B-Lゲージ対称性が破れる場合には、観測から示唆される軽い ニュートリノを保証するために、極めて小さいニュートリノ湯川結合 定数を要請しなければならない。そこで、本講演ではこのような小さ なニュートリノ質量のスケールを超対称性の破れを通じて実現する 模型を提案する。また、この模型ではスニュートリノのA-項がMSSMの ような湯川結合定数の抑制を受けずに大きくなりうる、という現象論 的特徴が挙げられる。本講演ではこの特徴に着目し、宇宙暗黒物質探 索実験から得られる模型への制限について述べる。

Gauge Mediation and Landscape of Vacua

講師:中井 雄一郎 氏(京大基研)

日時:2011年7月22日(金) 17:00--

場所: B1207教室

概 要:超対称性の破れの伝達機構の有力な可能性の一つであるgauge mediationで生成されるgauginoの質量と真空構造との関係について議論する。また、gauge mediationの模型の枠内で宇宙初期のinflationを実現する可能性を提案する。

One loop divergences in quantum gravity coupled with nonlocal matter fields

講師:平山 貴之 氏(京都産業大学益川塾)

日時:2011年7月1日(金) 17:00--

場所: B1207教室

概 要:量子重力理論は繰りこみ不可能である。例えば、物質場の1ループ量子補正により繰りこみ不可能な発散が現れてしまう。このトークでは、物質場を非局所場にすることでこの繰りこみ不可能な発散を取り除けるか議論する。発散が無いという条件から見えてくる、量子重力が効いてくる微小領域での物質場の振る舞いを議論する。

LFV and EDM in SUSY S4 Flavor Model

講師:石森 一 氏(京大理)

日時:2011年5月20日(金) 17:00--

場所: B1207教室

概 要:フレーバー対称性S4を使った超対称大統一模型を紹介する。フレーバー対称性を課すことでレプトンとクォークの世代混合を自然に説明することができ、さらに、スレプトンの質量行列の非対角成分も小さくなる。これにより、実験で強く制限されているlepton flavor violation (LFV)やelectric dipole moment (EDM)の大きさが抑えられていることを示す。

E6 grand unified theory with three generations from heterotic string

講師:山下 敏史 氏(名大理)

日時:2011年2月24日(木) 15:30-- (時間変更しました)

場所: B1207教室

概 要:超対称E6大統一理論は、クォーク・レプトンの質量や世代混合の階層性のパターンを簡単に説明できる等、現象論的に興味深い模型です。今回、ヘテロ型超弦理論のコンパクト化により、(今まで1つしか知られていなかった)随伴ヒッグス場も実現される3世代模型を新たに2つ発見しましたので、 ご紹介いたします。

Tau polarization in B→Dτν and its role in the search for the charged Higgs boson

講師:渡邉 諒太郎 氏(大阪大)

日時:2011年1月14日(金) 15:00--

場所: B1207教室

概 要:クォークやレプトンの第三世代を含むプロセスは、その質量が大きい事から、荷電ヒッグスボソンの効果が比較的大きくなると期待されている。現在まで、この荷電ヒッグスボソンの探索、つまり荷電ヒッグスのパラメーターの制限は B→τν 及びB→Dτν などの分岐比により解析されてきた。今回、我々はこれらの解析の現状を紹介するとともに、τの偏極の測定が荷電ヒッグス探索に大きな役割を果たすという事を紹介する。次いで、このτ偏極の測定方法とsuper B factoryで期待される測定精度について議論したい。

このセミナーは素粒子論・高エネルギー研究室合同セミナーとして行われます。

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