Chiral Phase Transitions in QED at Finite Temperature:
Solution of the DS equation and its Gauge Dependence
講師: 吉田 光次 氏 (奈良大)
日時:2009年7月31日(金) 16:20--
場所: B1207教室
概 要:有限温度でのDyson-Schwinger方程式を解き、カイラル対称性の破れによる相転移現象を分析する。ゲージ粒子の伝播関数をHard-Thermal-Loop 近似した、Ladder近似DS方程式を解くことにより、フェルミオンの質量項を求める。低温では質量項は有限でカイラル対称性は破れているが、温度が上昇するとカイラル対称性は回復し、質量項はゼロになる。この相転移現象は低密度では2次相転移とされる。数値計算の結果から相転移の臨界温度、臨界指数を求め、その結合係数、ゲージパラメーター依存性を考察する。また、(α, T)平面での相構造を画定する。実時間形式で構築したDS方程式を用いるため、k, k0のカットオフを導入するが、Lorentz不変性は破れているため、両者は同一である必要はない。そのカットオフの導入方法による依存性についても考察する。
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