スファレロン脱結合と電弱相転移
講師: 船久保 公一 氏 (佐賀大理工)
日時:2008年12月20日(土) 16:40--
場所: B1207教室
概要:スファレロンとは電弱理論の不安定解であり、この解の性質が高温の宇宙初期でバリオン数とレプトン数の和が変化する過程(スファレロン過程)の起こる確率を決めている。電弱バリオン数生成のシナリオが成功するには、電弱相転移直後にスファレロン過程が抑制され、平衡から脱結合しなければならない。この条件が、ヒッグス粒子の質量に対する制限を与えることを解説する。時間があれば、標準理論のみでなく、超対称標準模型における電弱相転移にも言及する。
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