素粒子物理学特論
講師: 原田 正康 氏 (名大理)
| 日時: | 10月29日(水) | 10:40-12:10 | 13:30-16:40 |
| 10月30日(木) | 10:40-12:10 | 13:30-16:40 | |
| 10月31日(金) | 10:40-12:10 |
場所: B1207教室(変更の場合あり)
概要:QCDの低エネルギー有効理論である「カイラル摂動論」を用いて、有効場の理論の考え方、具体的構成方法を紹介します。まず、場の理論におけるネターの定理等の初歩的事項を復習します。そして、簡単なスカラー場の理論を用いて自発的対称性の破れと南部‐ゴールドストーン定理を説明し、その自発的破れに伴う南部‐ゴールドストーン粒子のみを含む有効理論を導出します。次に、QCDラグランジアンに近似的に存在するカイラル対称性の自発的破れを紹介し、それに伴って現れる近似的南部‐ゴールドストーン粒子のみを含む有効理論としてのカイラル摂動論の基本概念を解説します。さらに、具体的な量子補正計算の解説をし、実際の実験結果との比較を紹介します。時間があれば、その他の有効場の理論にも触れます。